2015年 01月 02日
最近見た映画 |
その1
エターナル・サンシャイン
ミッシェル・ゴンドリー監督の2004年の映画。
映画には疎い自分。
なんかこのタイトル、何度か聞いたことあるけど、こってこての恋愛ものかなって思ってましたよ(汗)
11月に東京に帰った時に、バイトしてた
東京都現代美術館にも里帰りして、「ミッシェル・ゴンドリーの世界一周」という展示を見たんです。
(ちなみにこの展示1月4日までなので、気になった方はいますぐ現美へ!!!)
どの映画も見たことなかったので、映画大好きの彼氏に聞いてみたら
「え・・・どれも見たことないの?」とエイリアンを見るような顔で、ごそごそといくつかDVDを出してきました。
で、見たのが「エターナル・サンシャイン」なのだけど、イタリア語のタイトルは
Se mi lasci ti cancello 思いっきり直訳で「私を振るなら、あなたを消す」ってことなんだけど、題名が思いっきり映画のざっくりした内容を言っちゃってる。
(だから、ついさっきまで自分が見た映画が「エターナル・サンシャイン」だと思ってなかった)
邦題も時々原題と全然違うのあるけど、イタリア語でも結構ある気がする。
開始すぐから、あれ?なんか変?ん?なんだこれ?
と、あっという間に引き込まれて一気に最後まで見ました。
しかもなぜか、見終わった時にちょっと泣いてた。
何に涙腺が刺激されたのか、自分でもわからなかったんだけど。
その2
Pride
マシュー・ウォーカス監督の2014年の作品。
イギリスのサッチャー政権時代の、炭鉱労働者のストライキとLGBTグループという、一見不思議な組み合わせが織りなす実話をもとにした話。
関わることがなくて当たり前なくらい遠い存在同士が、ちょっとしたきっかけでしりあい、ぶつかりながら、理解しあっていくというストーリーはヒューマンドラマの王道だけれども、過剰なお涙ちょうだいという感じもなくて、見終わった時に、なんだか元気になれる映画でした。
その3
ブレードランナー
リドリー・スコット監督の1982年の作品。
SF映画の金字塔ですって。
映画見てからいくつかネットで読んですごい影響力を持った映画なんだなってわかったんだけど、すみません、もう先に謝るけど、私はタイトルだけ聞いてずっとマラソンとか何か走る人の熱血映画だと思っていました(笑 ロッキーとかそういうイメージ)
ヴァンゲリスの音楽の雰囲気とか、猥雑なアジアのどこかって感じの街の雰囲気とか、その後の漫画とかにものすごい影響与えてるのがよくわかる。
公開当時の82年を思えばすごい画期的な作品なんだろうなあとも思うけど、あまりこのジャンルの映画にも漫画とかにも興味がないものとしては、「面白かったけど日本語で見たかったなあ」というのが率直な感想。
レプリカンとの一人、レイチェルがきれいだなあ。
その4
花様年華
ウォン・カーウォイ監督 の2000年の作品。
香港が舞台。同じ日にアパートに越してきた2組のカップル。
実はお互いの妻と夫が浮気していると気が付いたチャウとチャン夫人は次第に親密になっていくのだが・・・。
何がきれいって、女性の服。
高い詰襟、身体のラインに沿ったワンピース、膝丈のスカートにはスリットが下品にならない程度にはいっている。
若い女性の痩せた姿はもちろん、少しふくよかな中年の女性もとても美しい。
隠されるとちらっと見えた肌が妙に艶めかしいっていう感覚は、アジア独特の美意識なんだろうなあ。
トニー・レオンもともかくかっこいいのだけど、寝る前に見るとこの手の映画はきつい。
あまりにも会話が少ないので。
その5
イミテーション・ゲーム
モルテン・ティルドゥム監督の 2014年の作品。
第2次世界大戦中に、ドイツ軍の暗号を解読する極秘任務に関わった、実在する天才数学者・アラン・チューリングの話。
実はつい最近、ミラノの科学博物館に行ったのだけど、その時にコンピューターに関する展示室に入ると、このチューリングについてのコーナーがかなり大きくあって、コンピューターの元を作った人ということを知ったばかりだったので、この映画の宣伝を見てから見に行くのを楽しみにしていた。
彼の作ったコンピュータの先駆けのようなものを使っての暗号解読によって、戦争を終わらせ多くの人の命を救ったというが、彼は当時のイギリスでは違法であった同性愛者であるということで、逮捕され、最期は青酸中毒自殺と断定されたという。(かじりかけのリンゴがそばにあったのだとか)
彼の死から61年後の2013年にエリザベス女王の名のもとに恩赦が発効され、彼の名誉は回復されたと言われているが、なんとも後味のよくない話ではある。
途中何度も彼が一心不乱に走るシーンがあるのだけれども、実際にチューリングはマラソン選手のような速さで走れたのだとか。
主演のカンバーバッチの目が、ものすごくきれいなブルーで、あまりにきれいな色で見てるとちょっと怖くなるのは、私だけだろうか。
あと、美しい男性が着るツイードのスーツっていいもんですな。
エターナル・サンシャイン
ミッシェル・ゴンドリー監督の2004年の映画。
映画には疎い自分。
なんかこのタイトル、何度か聞いたことあるけど、こってこての恋愛ものかなって思ってましたよ(汗)
11月に東京に帰った時に、バイトしてた
東京都現代美術館にも里帰りして、「ミッシェル・ゴンドリーの世界一周」という展示を見たんです。
(ちなみにこの展示1月4日までなので、気になった方はいますぐ現美へ!!!)
どの映画も見たことなかったので、映画大好きの彼氏に聞いてみたら
「え・・・どれも見たことないの?」とエイリアンを見るような顔で、ごそごそといくつかDVDを出してきました。
で、見たのが「エターナル・サンシャイン」なのだけど、イタリア語のタイトルは
Se mi lasci ti cancello 思いっきり直訳で「私を振るなら、あなたを消す」ってことなんだけど、題名が思いっきり映画のざっくりした内容を言っちゃってる。
(だから、ついさっきまで自分が見た映画が「エターナル・サンシャイン」だと思ってなかった)
邦題も時々原題と全然違うのあるけど、イタリア語でも結構ある気がする。
開始すぐから、あれ?なんか変?ん?なんだこれ?
と、あっという間に引き込まれて一気に最後まで見ました。
しかもなぜか、見終わった時にちょっと泣いてた。
何に涙腺が刺激されたのか、自分でもわからなかったんだけど。
その2
Pride
マシュー・ウォーカス監督の2014年の作品。
イギリスのサッチャー政権時代の、炭鉱労働者のストライキとLGBTグループという、一見不思議な組み合わせが織りなす実話をもとにした話。
関わることがなくて当たり前なくらい遠い存在同士が、ちょっとしたきっかけでしりあい、ぶつかりながら、理解しあっていくというストーリーはヒューマンドラマの王道だけれども、過剰なお涙ちょうだいという感じもなくて、見終わった時に、なんだか元気になれる映画でした。
その3
ブレードランナー
リドリー・スコット監督の1982年の作品。
SF映画の金字塔ですって。
映画見てからいくつかネットで読んですごい影響力を持った映画なんだなってわかったんだけど、すみません、もう先に謝るけど、私はタイトルだけ聞いてずっとマラソンとか何か走る人の熱血映画だと思っていました(笑 ロッキーとかそういうイメージ)
ヴァンゲリスの音楽の雰囲気とか、猥雑なアジアのどこかって感じの街の雰囲気とか、その後の漫画とかにものすごい影響与えてるのがよくわかる。
公開当時の82年を思えばすごい画期的な作品なんだろうなあとも思うけど、あまりこのジャンルの映画にも漫画とかにも興味がないものとしては、「面白かったけど日本語で見たかったなあ」というのが率直な感想。
レプリカンとの一人、レイチェルがきれいだなあ。
その4
花様年華
ウォン・カーウォイ監督 の2000年の作品。
香港が舞台。同じ日にアパートに越してきた2組のカップル。
実はお互いの妻と夫が浮気していると気が付いたチャウとチャン夫人は次第に親密になっていくのだが・・・。
何がきれいって、女性の服。
高い詰襟、身体のラインに沿ったワンピース、膝丈のスカートにはスリットが下品にならない程度にはいっている。
若い女性の痩せた姿はもちろん、少しふくよかな中年の女性もとても美しい。
隠されるとちらっと見えた肌が妙に艶めかしいっていう感覚は、アジア独特の美意識なんだろうなあ。
トニー・レオンもともかくかっこいいのだけど、寝る前に見るとこの手の映画はきつい。
あまりにも会話が少ないので。
その5
イミテーション・ゲーム
モルテン・ティルドゥム監督の 2014年の作品。
第2次世界大戦中に、ドイツ軍の暗号を解読する極秘任務に関わった、実在する天才数学者・アラン・チューリングの話。
実はつい最近、ミラノの科学博物館に行ったのだけど、その時にコンピューターに関する展示室に入ると、このチューリングについてのコーナーがかなり大きくあって、コンピューターの元を作った人ということを知ったばかりだったので、この映画の宣伝を見てから見に行くのを楽しみにしていた。
彼の作ったコンピュータの先駆けのようなものを使っての暗号解読によって、戦争を終わらせ多くの人の命を救ったというが、彼は当時のイギリスでは違法であった同性愛者であるということで、逮捕され、最期は青酸中毒自殺と断定されたという。(かじりかけのリンゴがそばにあったのだとか)
彼の死から61年後の2013年にエリザベス女王の名のもとに恩赦が発効され、彼の名誉は回復されたと言われているが、なんとも後味のよくない話ではある。
途中何度も彼が一心不乱に走るシーンがあるのだけれども、実際にチューリングはマラソン選手のような速さで走れたのだとか。
主演のカンバーバッチの目が、ものすごくきれいなブルーで、あまりにきれいな色で見てるとちょっと怖くなるのは、私だけだろうか。
あと、美しい男性が着るツイードのスーツっていいもんですな。
by barcarolaw
| 2015-01-02 22:46
| 日常