2013年 10月 23日
異国の日本人 |
この前、まさかの「鰆の西京漬け」を食べました。
(鰆かどうか怪しいけど、でも口に入れた感じはとても似ていた!)
これが結構おいしくて、まさかミラノでこんな和食を食べるとはと驚きでした。
白いご飯と、お味噌汁と、いんげんの胡麻和えとかそういうのが欲しいところでしたが、残念ながら同じ食卓に乗っていたのは、お寿司各種と天ぷらと、焼き鳥というなんか盆暮れ正月が全部一気に来ちゃったようなご馳走風でしたが。
結構ミラノは、「いくら払ったらメニュー内は食べ放題」的な「日本」料理店をよく見かけます。
でも、店名が明らかに中国風だったり、春巻きや餃子が一番に書いてあったりするので中国人経営のようですが。
あと、この前メニューに
URAMAKI
と書いてあって、どうやら太巻きの下だったので細巻きのことかな?
話しはかなり変わるけれども、
昨日、夕方ミラノのドゥオモの近くで待ち合わせをしていたので、少し早く着いてお店がずらーっと並んでいるヴィットーリオ・エマヌエーレ通りをぶらぶらしていました。
あるお店に入って服を見ていたら、店員さんが走ってやってきて
「早く、こっちに来て!」と言うので、わけがわからず
「なんで?」と聞くと
フィッティング・ルームを指さして「早く!」と。
なんだかわからなくて、軽く恐怖を感じ始めたところ(店員さん妙に必死だし)
フィッティング・ルームから、中国人かな?と思われる同年代くらいの女性が顔を覗かせているのが見えました。
「友達が呼んでいるから早く!」
「いやいや、その女性私知りませんよ。私の友達じゃないですよ。」
と、言っているのに
「は?友達でしょ?」
と、なぜか頭から友達だと決めつけている。
しかし、確かに周りを見ても彼女の友達らしき人が見当たらない(笑)
「ともかく、私は彼女の友達じゃないですよ。」
と3回くらい言って、やっと諦めてくれましたが。
いやー、あの店員さん驚くほど強引だった。
「他人の話聞く前に決めつける」っていうのは、イタリア結構よくあるかもしれない・・・。
住んでる町の役所の人がパスポート差し出してるのに、表紙も中も見ずにそのパスポート握りしめたまま
「あー、君は・・・(ちょっと私を見る)中国人だね!」
・・・なんだろう、吉本新喜劇なら舞台上でみなさんズッコケますよね?
「・・・日本人です。」
「あちゃー!ほんとだ!」
と、そこでやっとパスポート見てくれましたが。
役所主催のイベントに行った時も
「最近この町に越してきたんです。」
と、言った途端
「いやー、ここの町はね結構色々国際的な催しもあるんだよ。ほら、君の国のあれ!ゆっくり動く!」
「君の国」って言い出した時点で、怪しさいっぱい。
ゆっくり動くのが、能だったらびっくりだったけど、
得意げに話すその人の後ろに、先週のイベントのポスター「太極拳のマエストロをお呼びして・・・」的なものが見える。
「太極拳のイベントがあったんですね。」
「そうそう!それ!君もできる?」
「・・・いえ。それから私、日本人なんです。」
「あー!」
ま、圧倒的に中国人の方々が多いから、東洋人といえば中国人ってなってても、多少仕方ないって気はするんですけどね。
役所の人くらい何人か聞いてくれてもいいじゃないって思うのは、贅沢ですかね(笑)
(鰆かどうか怪しいけど、でも口に入れた感じはとても似ていた!)
これが結構おいしくて、まさかミラノでこんな和食を食べるとはと驚きでした。
白いご飯と、お味噌汁と、いんげんの胡麻和えとかそういうのが欲しいところでしたが、残念ながら同じ食卓に乗っていたのは、お寿司各種と天ぷらと、焼き鳥というなんか盆暮れ正月が全部一気に来ちゃったようなご馳走風でしたが。
結構ミラノは、「いくら払ったらメニュー内は食べ放題」的な「日本」料理店をよく見かけます。
でも、店名が明らかに中国風だったり、春巻きや餃子が一番に書いてあったりするので中国人経営のようですが。
あと、この前メニューに
URAMAKI
と書いてあって、どうやら太巻きの下だったので細巻きのことかな?
話しはかなり変わるけれども、
昨日、夕方ミラノのドゥオモの近くで待ち合わせをしていたので、少し早く着いてお店がずらーっと並んでいるヴィットーリオ・エマヌエーレ通りをぶらぶらしていました。
あるお店に入って服を見ていたら、店員さんが走ってやってきて
「早く、こっちに来て!」と言うので、わけがわからず
「なんで?」と聞くと
フィッティング・ルームを指さして「早く!」と。
なんだかわからなくて、軽く恐怖を感じ始めたところ(店員さん妙に必死だし)
フィッティング・ルームから、中国人かな?と思われる同年代くらいの女性が顔を覗かせているのが見えました。
「友達が呼んでいるから早く!」
「いやいや、その女性私知りませんよ。私の友達じゃないですよ。」
と、言っているのに
「は?友達でしょ?」
と、なぜか頭から友達だと決めつけている。
しかし、確かに周りを見ても彼女の友達らしき人が見当たらない(笑)
「ともかく、私は彼女の友達じゃないですよ。」
と3回くらい言って、やっと諦めてくれましたが。
いやー、あの店員さん驚くほど強引だった。
「他人の話聞く前に決めつける」っていうのは、イタリア結構よくあるかもしれない・・・。
住んでる町の役所の人がパスポート差し出してるのに、表紙も中も見ずにそのパスポート握りしめたまま
「あー、君は・・・(ちょっと私を見る)中国人だね!」
・・・なんだろう、吉本新喜劇なら舞台上でみなさんズッコケますよね?
「・・・日本人です。」
「あちゃー!ほんとだ!」
と、そこでやっとパスポート見てくれましたが。
役所主催のイベントに行った時も
「最近この町に越してきたんです。」
と、言った途端
「いやー、ここの町はね結構色々国際的な催しもあるんだよ。ほら、君の国のあれ!ゆっくり動く!」
「君の国」って言い出した時点で、怪しさいっぱい。
ゆっくり動くのが、能だったらびっくりだったけど、
得意げに話すその人の後ろに、先週のイベントのポスター「太極拳のマエストロをお呼びして・・・」的なものが見える。
「太極拳のイベントがあったんですね。」
「そうそう!それ!君もできる?」
「・・・いえ。それから私、日本人なんです。」
「あー!」
ま、圧倒的に中国人の方々が多いから、東洋人といえば中国人ってなってても、多少仕方ないって気はするんですけどね。
役所の人くらい何人か聞いてくれてもいいじゃないって思うのは、贅沢ですかね(笑)
by barcarolaw
| 2013-10-23 21:47
| イタリア