2018年 02月 09日
保健所で予防接種を受けた |
先月、駅で転んで2針縫った話ですが、10日後くらいに自分のかかりつけ医のところで抜糸してもらい、まあ傷もまだ赤黒く残っているもののきちんと塞がってもはや存在を忘れかけていましたが、昨日保健所へ行きました。
転んだ日に夜間診療や緊急外来で、転んだ状況を話すとすぐに聞かれたのは
「破傷風の注射したことあるのか」。
子どもの頃したことがあるはずだけど、少なくともこの20年くらいその注射した記憶はないということで、
緊急外来では1か月ほど効力のある緊急用の注射が打たれました。
その後、自分の街の保健所で10年効力のあるやつを打ちなさいと言われて、抜糸をした日に保健所へ行ってみると、
注射をする科のオフィスは月曜日の午前中のみやっていて、それ以外は電話で予約を取ることという貼り紙発見。
すぐに電話をして取れた予約が昨日でした。
この前閉まっていたオフィス前に行くと、たくさん小さな子供を連れた人が座っていました。
予防接種かな。
電話で言われた時間まで10分ほどあったけれど、まあああいう時間って目安って感じだからなあなんて思っていると、
まさかの時間ぴったりに呼ばれました。(動揺してから、激しく感動)
自分のデータを書きながら、説明を受けました。
ジフテリアと百日咳のワクチンも同時に打った方がいいという判断で、これって子どもの頃に受けた予防接種と同じですね。
ふとお医者さんが(女性)私のブレスレットを見て、「あら、ト音記号のチャーム!こんなのあるんだ!」と。
このブレスレット、チャームが増やせるものでイタリアでは人気のパンドラというメーカーのもの。
お姑さんが去年の誕生日にト音記号のチャームをプレゼントしてくれて、私もかなりお気に入りなのです。
あんまり気が付く人いないんですけどね。
私はピアニストなのでお姑さんがプレゼントしてくれたんですよーと言うと、うちの街でコンサートとかするのかと聞かれました。
なんか、緊急外来でも同じ話したぞ?(笑)
最後に、できたら子供の頃受けた予防接種の情報を登録した方がいいと言う話をされました。
なのですぐに母に連絡して、母子手帳の予防接種の情報を送ってもらいました。
そこから、幼稚園の時に風疹にかかって病気は治ったんだけど顔が赤いのが治らないうちに発表会に出ることになっていて
そういえばりんごみたいに赤い顔して演奏している写真があったこと、水疱瘡がかゆくてもかいてはいけないと言われたのに目の近くを掻いてしまい、しばらく跡が残ったんだったなとか思い出しました。
それにしても日本のこういう情報って、元号だけで書いてあることがあって翻訳する時ちょっと困るんです。
前に何の書類だったかは忘れてしまったのですが、やはり平成何年となっていてこれは何だ?と提出先に聞かれて、日本には西暦以外にもカレンダーがあって、これは天皇陛下と関係していまして・・・とその場で説明した後に「この平成何年というのは西暦何年ということを証明します。」と言う自分で自分の言ってることを確証しますね、っていう一筆を書いて一緒に出した覚えがあります。
子どもの時の書類は昭和で、今は平成で、来年また変わるんですもんね。
ちなみに、この保健所での注射は無料でした。
日常生活にもうさすがにイタリア語で困っていませんが、やっぱりちょっと病院関係のことは専門用語がわからないことがあったりして、少し緊張します。
by barcarolaw
| 2018-02-09 01:56
| イタリア