2018年 04月 10日
予定よりはやく |
今日4月9日に、ついに普通車免許を取得しました!やっほー!
仮免の期限が5月終わりだったので、5月中に取れると思っていたのですが3月半ばに教官から4月の試験受けなさいよと言われて、本当に大丈夫なのか?と割とギリギリまで思っていました。
試験を受けると決めてからは、試験当日に走るであろう道を何回も走り、絶対やるであろう駐車の練習だとかもじっくりやり、試験官によっては実技の前にいくつか筆記試験でやったような問題を聞いてくることが多いからと言って、勉強する箇所をまとめたものを教官からもらって勉強もしました。
4月の試験に落ちても、5月にもう一度受けることができるというのはわかっていたけれど、試験が近づいてくると、
もうともかく早くこの免許の話から解放されたい(笑)、5月にまた受けるとかそんなの嫌すぎるとかいろんなことを考えているうちに
段々気持ちが悪くなっていき、体調不良、試験前日には呼吸すると胸が痛いという事態に・・・。
散々家族を心配させながらの当日。
試験前に軽く練習をしてから挑もうと教官に言われていたので指定の時間に行き、私の他にも受ける若者と車に乗り、いつものコースを走る。
バイクの試験を受ける子達がいるから、先に彼らがやってから私たちの試験だろうと聞いていたのですが、
試験の集合場所にちょうど私が運転して着くと、バイクの子達はおらず、試験官がいる・・・。
教官とあれ?とか言ってるうちに試験官がどんどん近づいてくる、というか車に乗ってこようとする(笑)
よくわからないけど、このまま試験だということがわかり、そのまま言われた通り身分証明書を提示すると出発の指示が。
教官の話では、出発の前に何か車に関する問題があると言われていたのに?!?!まあいいや。
ところがすぐに、いつもは左にいくはずの道で右に行けと言われ、右にいくもののいつもの道でもないし、多分今までに走ったことない地区。
一体どうなってるの?と思ったものの、イタリアらしい話だなあと思いながら運転。
いつもとは違う場所で、駐車を指示され、まあなんとかやる。
Uターンもやる。
しかし、ここから高速道路までは離れているけどいつそっちにいくのかなと思っていると、停車の指示。
「麻子・・・はい」
後ろの試験官に名前を呼ばれて何事だと振り返ると、免許証らしきものを差し出している。
一瞬意味がわからず、え・?って顔で固まっていると「いらないの?」と。
いやいや、いります、ありがとうございます!
体調が悪くなるほど心配したのに、高速道路にも行かず、いつも練習している交通量の多い道のロトンダと呼ばれる交差点のようなもの(みんな半時計周りに回る)もやらず、勉強しておけと言われた問題も聞かれず、あっけなく試験終了。
もう一人試験を受けた若者は、質問もされたし、ほぼいつもの道を走って、高速道路の一部も走ったし、いくつものロトンダを通過。
一体どういうことだったのかよくわかりません。
でも、私は免許を取得したので、良かった良かった。
教習所での練習は数えてみたら19時間、週末夫と少し練習したり、一度ミラノの叔父さんに練習をつきあってもらったら、叔父さんのミラノの家からうちの家まで25キロくらいを高速道路にも乗って無事に完走したりしたので、ざっくり多分合計30時間未満の教習。
学校に払ったお金、学科試験、実技試験、健康診断、税金、19時間分のレッスン代で大体15万円くらいでした。
日本より安いですが、南出身の人には高すぎると言われました(笑)
(多分その人たちは、法律で決まってる10時間しか教習も受けてないのではと思います。)
免許が取れたとは言え、さあもうどこでも一人で行くぞ!という自信はまだ残念ながらないので、
近くのスーパーや夫の実家などから始めて、次は普段電車と徒歩で行っているプールまで行く道を覚え、そのうち電車では行きにくいいくつかの仕事先の道を覚えていこうと思います。
一番の問題は駐車です。
by barcarolaw
| 2018-04-10 03:36
| イタリアで運転免許取得